
DATE:2017.07.20
夢のような話かもしれない。
駅がある所まで、天下野からは、20キロ程の距離がある。
大切な場所からは、もっとあるだろう。
5,000株の紫陽花の地になるのは・・・そう遠くはないはずだ。
灼熱の陽に鍛えられ、朝晩の気温差に救われながら、汗を、存分に流す。
楽しいが・・・余りにも又の夢のよう。
一本、 暦通りの恵みに従い、
空想と揶揄されても、
一本・・・
心の柱に据えたい。
背を向けずに、真正面から。
躊躇なく。
温暖化は、もはや手遅れだよ!と、自然から教え込まれれば、
ならば従うのみ・・・!! と、
生き抜こう。
空と大地と生き物から、
私達が最小限できるであろう事を、
身体に染み込ませる為の、
夏が来た。
あるがまま・・・任せたら・・・、
四方八方、
花開くのかも知れないな。
何の支えも無く・・・、力強く立って。
DATE:2017.06.07
歳月は育てる、、、と、よく口にする友がいる。
してきた事も、したい事も、それこそ時間と共に人間は、
異なるのかも知れないけれど、万物に、この諺は、
当てはまる気がしてならない。
先代からの冷凍冷蔵庫は、今日を迎えるまで、
私達の拝みを聞いてくれて、
動ききってくれた。
継ぐタイミングで、父が直してくれた品々も、
暴風雨に曝されても、
立っていてくれた。
鍵も不具合・・・2人だし、用心も兼ねてと、
7年間、閉ざしていた扉もあった。
脳裏から離れない事は、計り知れない底力まで、
思いもよらない事態になっても、
興させてくれるのだな。
しぜんの中へ、どんどん・・・。
何ひとつとして、代わりは無い。
泣いても、苦しくても、
今出来なければ、その後も、きっと出来ないだろう。
元気よく。
想った事は、何年かかっても、出来るっ!!
先代も、私達も、
たまたま、女性だった。
だからもう少し、這いつくばれるはず・・・
しぜんと同化出来るかも?!
要人を、大切にして・・・、
ここの人生、
思い出せなくなる程の歳月にするのも善いだろう。
忘れかけた頃、
何かは、育っていると信じて。
DATE:2017.05.24
ここは、3枚、窓にした方が善いと思う。
高校生だったな・・・わたし。
私があの夫婦に買ってもらえて、酒屋さんに長年、
飾られる事になったのも、
ちょうど同じ頃だ。
20年前か・・・。
瞑想一途も、悪くない。
高い低い、
遠い近い、解らない・・・判った。
分からないままかもしれないけれど、信じる。
居続けて、見えてくる光景を。
毎年目の当たりにする、現実を。
目紛しい事など、実は無い。
1日の中で、沈静を見付けて。
明日を迎える。
しなければならない事は、しておこう。
座ったままを選ぼうが、
動きっぱなしを選ぼうが、イッショ・・・変わりはない。
ヒトヒトリが出来る事に、大差も無い。
ネヲアゲルか?
ネヲハルか?
いきてみよう。
なんどでも。
DATE:2017.04.23
病に感染していても、強風に襲われても、咲き尽くす。
真似したいな・・・と、今年もやっぱり想って、
全身で受け止めた。
この場所で。
見て、聞いて、学ぶ。
解る。
忘れる事も、 思い出せない事も、
できていた事が出来ない事も、
想いが交差しない事も、
まあ・・・いいじゃないか!?と、受け入れて。
想いは、
偶然に、 適切な時期に、
ひっかかってくれるとも、
教わった春。
決めたからには、何を思われても、
互いに、すべき事をし続けてきたと振り返る。
姉妹ではあるけれど、その域はとうに、超えた。
パートナーとして、
全面的な信用を置ける。
がっ!!
身体は、7年前と同じではない。
信念を貫けなくなったり、
労力よりも勝るモノが、はまって抜けなくなったら、
その頃合い。
間に立って、未然にくい止めてくれた人の面影が残っていた。
何の気なしに、何年と見てきた一本の木の下。
しゃがみこんで 、ひと休みする贅沢。
一本が二本になって、 生きている。
思い出せなくて、忘れて、喧嘩してもいい。
しちゃいけない事をしたら、
簡単明瞭に動いて、結果オーライにしよう。
想いの場所へ行ける、
そのタイミングに間に合えば至極。
爽快な心持ち。
いつの日か天下野が、そういう場所になったらな・・・。
それぞれに歳月が流れても、
あの人が、あの子が、来てくれる場所で在ろう。
いつでもいい。
お父さんになってきたな・・・、
お母さんになったよ!・・・、
大きな手でも、小さな手でも。
もう、来れないから・・・と、言ってくれてもいい。
掴んでもらいたい。
天下野の空気を。
DATE:2017.04.05
新聞の一コマに、
そろそろ今年も、本気を出すか!・・・と、あった。
いくら数えてみても、
例年と比べてみても、
はて?!・・・暖冬とはいえ、北風が吹くだけ吹いた、
冬?長く冷えた、今年の4分の1だっただけに、
ホッケッキョ!!っと、奮い起こされた。
確かに、その通りだっ!
おっくうで、出来ないけれど、好きなんだ・・・。
枯れちゃうと可哀想だから、3年間、水はあげてきた。
その老齢の方の想いを、
増やし、戻し、活かしたい。
冷えて、動けなかった方々が、
勢いのある日差しの力で動いてくださる日を、
待ちたい。
数えてみれば、ややこしい表現だけれど・・・、
手づくりの郷 天下野は、
20周年の春。
毎年、何百人もの想いが集まって、立ってきた。
いきる為に過ごした年月、
苦と思った日は、無いだろう?!
植えてくれた、あの、おじいさんと、おばあさんが、
そう言ってた気がするよ・・・。
今年も、咲けるところは、咲くから。
あの鳥は、花芽をついばんでも、
お腹いっぱいにはしないで、飛び立ってくれた。
古木に寄り添う枝々に、
大丈夫っ!!と、諭しているような・・・、
まるで、口元の薄ピンクに見える桜の蕾が、
時間を、また、更新してくれている。
約束出来ない程、
毎年、異なる。
でも、毎年、
同じ事を続けて、
朝を迎えようと想う。
酉年だからだろうか・・・、
野鳥に日々、教えられる・・・ほのぼのさ。
南風が、やっと、吹き始めた。