
DATE:2014.04.20
「大変だ!」と吐かずに、世迷事も言わない。 何に苛々して、
何を案じて、黙るのか・・・そんな様は隠し、 ニコニコ ニコニコ。
従順に、生活をする。
相手が動き出したら、物事を、さりげなく教える。 出来たら、褒めたたえる。
だから、「うるさいな~!!」と思ったものが、次第に「これでいいのかな!?」と、
認められたくなり、無心で覚えようとした幼い時分。
ここのところ、ふっと・・・思い出します。
あ~だこ~だと、口にするのは易く、黙って、内にあるものを殺して、
ただ動く事だという根本的な生業を、
そうし続けた人々を、 その忍び難きを、毎日 想う。
穀雨の頃になると、辺りが見えなくなるまでには、
閉店後 3時間はたっぷりあります。
今のうちにしなきゃっ!!という作業は、現在、過去、未来・・・
たくさんの人物事と、一つの線になれるから、動くことが出来る。・・・不思議です。
出来るなら、 しよう。
出来ないなら、 しよう。
出来るように、 しよう。
そこの、甘えや誉れ、益は、日と同じように暮れる。
遅咲きの一本、八重桜。
過ぎてしまえば早いけれど、冬から春。
真っ只中・・・これから、やっと、咲き誇ります。
静かに、有難さが込み上げる。
穀雨のパワーは、田畑、自然ばかりにではないような気がします。
私達人間にも、暦通り、タイムリーに、潤いをもたらしてくれますね。
何も残すものは無いけれど、
してもらった事をする5年坂。
ゆっくりでも、続く道を登って行ったら、
何か・・・生きている事に・・・気付くかもしれない。
花が咲かなくても判る様に・・・なっているかもしれない。
新緑 萌える季節。
鯉のぼり祭(26日~5月18日)も開催されます。
ご迷惑をお掛けする営みとなりますが、
ご理解と、ご協力をお願い申し上げます。
DATE:2014.04.04
なんで?そんな暮らしをしているの?とか、儲けを考えたら?とか、
結婚したら?子供は?とか・・・・・色々いろいろ・・・・
継いできた歳月の中、私達には、常に浮かび上がる、疑問めいたものがあるらしい。
家族と、お客様方々と・・・数字と・・・向き合い、
ふっ・・・と、そういった事々を振り返ると、笑みがこぼれる。
自分でも、可笑しくて~未だ、変わらないから~。
「なんで?」
「ここで死ぬ。」と想える根拠のない、アンテナ。
強いだけに、立っているからだろう。
姉とは、7つ離れている。
甥っ子、姪っ子とは、30以上。
ささっと、つまみ食いをするあどけなさの様に、そういう想いは、
黙って、握っていてもいい。
自分達の労力や、他諸々・・・数字では表しきれないのが、自営業。
けれど、何かしらの記念に必ず植えてもらった、木々たちに包まれて、
30,40代・・・過ごせている。
植生のには、顕著な真心と共に、一本づつ、根をはってゆく長い年月と、
様々な方の想いが詰まっているものだと、教わっている気がしてならない。
何にでも、寿命はあるから。
包丁も箸も、ハサミも、スコップも・・・握る拳を緩めたら、
何ひとつ 育めない。 何も 生まれない。
言葉には限りがあったりするけれど、
5,10年、半世紀・・・時を経て、繋いできた想いは、届く。
そう・・・ゆっくり・・・示すことが、一所懸命であり、
次世代の絵図を創る事だと想っているから、
眺めていたい。
そして、植生、自分たちの番を、快活に迎える。
春の陽差し強く、
天空 清らかな シーズン・・・清明ですね!!
DATE:2014.03.28
With happiness。 いつも シアワセがある。
長くて深く凍えた冬も、強い風が、北、南、北、南、南、、と
だんだん落ち着いて、終わりを告げてくれました。
梅の香も強かった・・・天下野の桜たちも・・・きっと、これから。
同じように咲いたら、この娘達は勝手に泣き、
想いに浸りっぱなしの春になるから・・と、
雲の上の人達が、「ウソ」という鳥を樺太から渡らせて、
花芽を食べてもらい、昨年は、小さな山の上を、
さくら色に染める事はしませんでした。5年目の春を迎えて、
私達は、やっと現状を、落ち着いて思えるようになってきた感があります。
「手を入れる」事。
「気を入れる」事。
「譲れない業をする」事。
「仕合せが降り注ぐ場所にある」事。
根をあげたら、その子達はしおれ、朽ちてゆくかもしれない。
しかし、誰かが常に隣にいてくれたり、思いの外、風の流れが良かったり、
陽当たりが、毎日 異なったりしているから、
散るまで、咲ききろうとする。
「ネヲアゲル。」
・・・さて?さて・・・・??・・・
増税。
国民である以上、致し方ない世事は、続いてゆくもの・・・昔から。
であれば、昔ながらの事をする。
新しい%の中でこそ、自分達のパーセンテージを上げてゆこう。
新年度、消費税に伴う値上げはせず、スタートしたいと思います。
下半期を迎えるにあたっては、メニュー・価格の変更を考えておりますが、
何卒、ご理解頂きますよう 宜しくお願い申し上げます。
DATE:2014.03.13
2月と3月は、曜日が同じだから?!?・・・暦を勘違いするほど、寒々とした空、
肌をさす冷たい風がまだ止まない・・・・5年目の節目、年度末。
それでも、徐々に、水が気持ち良いと感じたり、
キジの軽やかな鳴き声が、よく聴こえるようになりました。
天下野でも、梅が咲きこぼれて、きっと、じきに
鶯が姿を現してくれるでしょう。
震災から3年を迎えた中、毎年生けてきたな・・と、
気象の変化はあるとはいえ、やっぱり 3月なんだ!と、
いろいろ・・・想う時です。
ここで営み続けてこれた事、米も蕎麦も小麦も、野菜も・・
食す暮らしの変化は無いに等しく、私達は、生きて 居られています。
同じ事を 繰り返しながら。
しかしながら、国・市政は、 ほど遠いところに在り、
世界と、他県と!という中で立ち位置を
自由に変えたり、変えなかったりして、物事を決め、動けます。
毎日を、これからをどう暮らしてゆくか?で精一杯な個々人には、
どうしても温度差が生じてしまいますね。
恐れ多くも、潔く、ぽわっと!!出来ればいいのですが・・。
再び、始める時期が訪れたのかもしれません。
二人だから!の忙しさ、厳しさにかまけず、
これまでの歳月で無くしてきたものを、取り戻す。
一杯ではなく、二杯 お茶を飲んでもらえる様な ゆとりある 営みに、
新しさを生みながら進む。
それから、決めていけばいい。
いつまでも蕾のままでは いられないから。
独自の色を 大事に あたためよう。
今年の為に、4年間があったように想うから。
もう一度、継いだ時の気持ちで、春を。
DATE:2014.02.22