
DATE:2018.04.18
言葉にすらならない程、
苦しい事や、解せぬ事が多くても、
日はまた昇り、夜が更け、明ける。
季節が移り変わる時期、
自然特有の力強さは、
頭が下がる思いと、
安らぎ、
欠点をも、見出してくれる。
私達には、年月と共に、そう出来なくなってきた、
人間らしい?!身体の変化、体力の衰えがあるからだろう。
動物的本能を、
支え切れない時もあるからだろう。
けれど、 何が大切で、 情を何に遣いたいか・・・、
やっぱり変わらぬように、仕組まれている。
天下野。
自分達がしている事を、
商い云々抜きにして、
ココで毎日、 向き合って、
迎える。
純粋に。
訪れる方に、眼を。
散り際も、満開時も、
ココで。
何かしら、
芽が出て、育ち、
咲いているだろう。
想いと一緒に。
DATE:2018.03.30
あの冷え切った日々が、今となっては懐かしい。
言葉も動きの量も、肉体の疲労も、
比べものにならない程・・・、
天下野に、喜ばしい春がやって来た。
日に日に、鶯が、上手に鳴く様になっている。
虫達も軽やかに・・・蛙達は、眠気まなこを経て、
正気になってきた。
どうか、ゆっくり過ごせますように。
気に入った事を存分に楽しんだり、
満足する時間が、少しでも多く、流れて欲しい。
一気に咲かなくてもいいからと、
こうも気温が上がってしまうと思うけれど、
然るべき春の姿に、身を任そう。
心配していた程は、花芽をウソに食べられずに済んだ。
20年のお祝いを、してくれたのかな・・・静かに。
是非、花冷えも!!願いたい!!!
あの人にも、あの方々にも、まだまだ見てもらいたいから。
潔さは、もうちょっと先延ばしにして!と、
毎日祈る事にしよう。
特別な春だもの。
DATE:2018.03.04
やってしまった。
2年前に出会った本から学び、
ん?!と思って、昨年も切り上げたのは早かったが・・・。
暖房器具の無い中で、プライベートな時間を、
今年は過ごし切ってしまった。
もう、終わりだろう。
進んでみて良かった。
心の中に潜む物事を処理するには、
ぐうの音もでない程の、
低温。
脳天から、
つ〜〜んっと、痺れ、
冷たさに全てが固まる。
面白い事を、果してしまった。
理解してもらおうとか、
分かり得ない会話を望む質では無いぶん、
「やってみる」暮らしの、
延長戦?・・・延長線に、
いつかは知れないコタエがある。
ひっそり咲いていた山野草。
この冬の無二の存在が、
今となっては、だいぶ暖かくなった息を、
穏やかにのませてくれた。
笑われても、
怪訝な眼を向けられても、
遂行しよう。
いつの間にか・・・、
代りになるものが、
内に入るだろうから。
DATE:2018.01.31
始まり。
始まったら、
ただ、静かに眺めていたい。
どこまででも構わないとさえ思いながら。
無いようで有るから・・・、
静かな声、音が、
必ず舞い降りるもの。
言葉にしたところで、眼を見つめただけで、
硬直しかねない人間社会とは、
雲泥の差。
分かり合えない域は無いのが、 しぜんかい・・・!?
従うしかなかったり、右往左往しても、俯く時期は勿論あるが、
微笑む時期も、 同じ様に訪れる。
気がオカシイとしか伝わらなくても、
そのまま・・・そのまま。
夢中なら、なおさら。
どんな寒波、熱波がきても、
氷河期と捉えて、相応の暮らしを。
何かに熱中して、心まで凍っては、正気ではない。
二進も三進も行かないようにはならないでいよう。
まだ、もう少し、生きたい。
気温や天気ではなく、単純に、
ある時間を大切に。
手づくりの郷 天下野 20年。
1日、1年づつ・・・未知数だけれど・・・、
20年後を見据えた影を、
残そう。
手を掛けさせなくてもとける程度に。
DATE:2017.12.23
プカプカプカプカ、、冬至の湯に浮かんでいた。
数えたら、家族の人数分だった。
誰だろう・・・誰の 想いかな・・・。
あたたかかった。
毎日が、今年最後の日々。
師走らしい・・・けれど、もう少し、ゆっくりでいいなぁ・・・
結局、飛び過ぎてきたからなぁ・・・。
酉年。
冷える分野鳥の声が、鮮明になる冬・・・、
自然の干し柿の前に佇みながら、
どっしり、思いにふける。
すべき事が、出来ただろうか・・・と。
好きな海外の国へ発とうかな・・・とか、
責任を終えたら、行こうかな・・・とか、
気持ちは自由だけれど、
ある日姪っ子が突然折った飛行機が届いたら、
お客様は勿論のこと、
様々な大小ある声が、
響いてきた。
天下野に。
家族の様な、 親戚の様な、
兄弟の様な・・・眼差しが、
音なくも心に残る声となって、
活きている。
いつの間にか変化した、
絶対的な励み。
励む力となって。
戌年。
先代と合わせて、ちょうど20年を、
迎える。
様々な声を捉え、
態と成せる立ち位置で在りたい。
平成の時代を生き抜いたな・・・と、
のちに物語が出来る様に。
すべき事は出来たと、
その時は、
大笑いをしよう。